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病院でもらえるピルの安さ1位はフリウェル配合錠LD

丸の薬

病院で処方されるピルは健康保険が適用される場合があります。
保険適用となるのは通常、月経困難症などの治療目的として使われる場合で、避妊目的で使用する場合には基本的に自由診療になるため100%自己負担となります。

ピルを1日1錠決まった時間に服用することによって月経に関係する月経困難症の軽減、ホルモンバランス改善による月経前症候群の軽減、排卵に関係することでの卵巣がんの予防など多くのメリットが考えられます。
ピルを購入するには病院やクリニックで医者から処方してもらう必要があります。
主に産婦人科を専門に行っている施設で症状に応じて処方してもらえます。

1錠あたりの薬価は、フリウェル配合錠LD、フリウェル配合錠LD「フジタ」が170.4円、ルナベル配合錠LDが270.1円、ルナベル配合錠ULDが336.4円、ヤーズ配合錠が253.5円です。

保険適用の3割でルナベル配合錠LD、ヤーズ配合錠は1シート(1か月分)およそ2,000円、フリウェル配合錠LDはおよそ1,600円になります。
自費診療で処方される場合は、病院によって薬の値段を設定することができるため病院ごとに薬の値段が異なりますが、目安として、マーベロン、アンジュなどが1シート2,000円から3,000円程度になります。
これらからするとフリウェル配合錠LDが最も安価になります。

ピルを初めて処方される場合、医者による問診、経膣エコーによる超音波検査や血液検査を行うことがほとんどです。
これはピルの服用が適していることを確認するためのものなので必ず受けましょう。

血液検査はその場では結果はわかりませんが、大体1週間位で結果が出ます。
病院にもよりますが、この時指導料として500円程度かかります。

初診の時は初診料、検査料、処方料がかかるため1回の診療で3000~5000円程度になります。
これに薬代がかかるので最終的に4500~7000円程度かかると考えればいいでしょう。

フリウェル配合錠の避妊に対する国の考え

日本では、以前から治療目的の、ホルモン量が低用量ピルの10倍程度の中用量ピルが認可されていましたが、1999年になって避妊目的の低用量ピルが認可されました。
現在避妊用としては低用量ピルが主流になっています。

避妊用の低用量ピルは、情報不足や偏見等もあいまって、欧米諸国と比較すると日本での普及率は極めて低いのが現状となっています。

厚生労働省の「第6回男女の生活と意識に関する調査」結果(概要)によると、『女性の年齢階級別にみても、避妊を男性に依存する傾向は残念ながら変わっていません。
本来、避妊法選択とは、避妊を必要とする者の年齢、性交頻度、妊娠を受容できるかどうか、子ども数、出産間隔、経済力、家の広さ、パートナーの避妊に対する理解と協力度などを加味して決められるべきものです。
(略)老いも若きも「コンドーム」「腟外射精」の避妊法選択となっているのは残念なことではないでしょうか。』とあり、経口避妊薬の推進を明言はしないものの、現状を憂慮していると言えるでしょう。

現状では避妊目的の患者に病院でピルを出すときは、効能効果に「避妊」と記載がある物しか処方することができません。

フリウェル配合錠LDは海外では主に避妊薬として認可を受けていますので、理論的には避妊効果があります。
また、これまで日本で経口避妊薬として使われてきたオーソ-Mと成分は全く同じです。
しかしフリウェル配合錠LDはあくまでも月経困難症の治療薬と国から決められているため、他の効能目的では病院で出してもらうことはできません。

このことから、日本ではフリウェル配合錠LDによる避妊は推奨されていないと言えます。

ルナベル配合錠LD、ヤーズ配合錠についても同様なので、健康保険が適用される低用量ピルでの避妊は推奨されていないと言いかえることができるでしょう。

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